自分をより美しく見せてくれる色を知ることができる「パーソナルカラー診断」。
恥ずかしい話、私は1年前まで「パーソナルカラーww自分の好きな色身につけなよww」って思っていた側の人間です。笑
詳しいお友だちにその素晴らしさを教えてもらいながら、実際にサロンに行くことができ、感動して帰ってきました。
サロンでの料金はウン千円〜1万円ほどと安くはないのですが、パソコンでの個人診断では絶対に得られないようなアドバイスや、その日から実践できるテクニックを知ることができます!
この記事ではパーソナルカラー診断とは何か、パソコンでの個人診断との違い、実際の流れ、良かったこと、悪かったことについてを紹介したいと思います。
- パーソナルカラー診断とは
- 4シーズンのグループとは
- 私がパーソナルカラーを知る前に誤解していたこと
- パソコン無料診断は意外と難しい
- プロの診断の流れ
- 良かったこと
- 悪かったこと(特にはないが)
- まとめ「プロにお願いしてよかった」
パーソナルカラー診断とは
NPO法人日本パーソナルカラー教会ホームページからの引用です。
狭い意味では「似合う色」のこと。
パーソナルカラーは、アメリカから日本へ伝わった考え方で、似合う色の範囲を「4シーズン:春・夏・秋・冬」のグループに分け、その中から似合う色のグループをアドバイスするというものです。
私は初めて聞いたときに「4シーズンとはなんぞ」というところで引っかかったのですが、端的に言うと、自分に似合う色群を4つのカテゴリの中から見極めてもらうというものです。
4シーズンのグループとは
パーソナルカラーの世界では色のカテゴリを季節の名前で分けています。
色群を季節の名前に当てはめただけです。
4シーズンのどれかに診断される
診断される際は
黄色みがかった色群が似合うイエローベース春、イエローベース秋
の呼び方で診断されます。
「イエベ春」とか「ブルベ夏」と聞いたことはありませんか?それはこの診断名の略称のことです。
私がパーソナルカラーを知る前に誤解していたこと
実は私パーソナルカラー診断を知るまで2つ誤解をしていました。
苦手な色を診断されたらどうしよう
簡単に言うと
「はい、あなたの似合う色はピンクです。あとは頑張ってね!」
「私ピンク苦手なんだけど、この先どうやって生きていこう、、、」
となるのを想像していました。笑
実際は違って、ピンクはピンクでもどんなピンクが似合うのか?を教えてくれるのがパーソナルカラー診断です。そして、全部の色(赤青黄緑茶白黒etc)で教えてくれます。
例えばピンクにも
● ● ● ●
このように何種類もありますよね。
このうちどのピンクを身に付けるかで人の印象はガラッと変わるのです。
そして、そのピンクの上手な使い方まで教えてくれます。
透明感が出るのはブルーベースさんだけだと思っていた
この偏見丸出しの見出しタイトルを表現するのに丸1日かかりました。
ちまたでは「ブルベ(ブルーベースの略)勝利コスメ」というワードや「ブルベの人にマウント取られた!」みたいな声が(というかツイートが)聞かれるように思います。
こういうのよくありますよね。
よく調べます()
ブルベ夏とかマウント女、ほんと射殺したい。私の方が肌白い、
— まよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよいまよ (@bokuhachikuwa) 2020年3月27日
こういうツイートもよく見る。
でも私も「色白=ブルベ」って思い込んでいた。
私があるお友だちと初対面で「何この子・・・透明感凄まじい!!」とイオンの駐車場で衝撃を受けたのが忘れられません。
私がパーソナルカラーを知るきっかけになったお友だちです。オフ会であり、初めて顔合わせをした時のことでした。
コスメなどを見て回る時にパーソナルカラーの話になり、お友だちから診断を受けブルベだったと聞き、「そうか!ブルベだからこんなに透明感が出るんだね!」とすかさず返すと
「ううん!ブルベだからじゃなくて、その人それぞれに合ったカラーがあるんだよ。それをうまく身に付けることで透明感が出たり、色が白く見えたりするんだよ。」
と。
ホォ( ゚д゚)
そのあとお友だちが「女優のパーソナルカラー比較画像」を送ってくれて。
いろんな女優さんがそれぞれのパーソナルカラーを意識した時・全く無視した時の比較画像なのですが、これを見て「全っ全、違うやん!!!!」と衝撃を受け、パーソナルカラーとは侮れぬ概念だと知ったのでした。
その画像、気になりませんか?著作権の関係で載せられなさそうなので、「女優 パーソナルカラー 画像」で検索してみてください。
「ローラってイエベメイクじゃないとなんか違う・・・!」「広末涼子ってブルベだからこその透明感なのか・・・」等、気づきが多く得られます。
パソコン無料診断は意外と難しい
ここまで はパーソナルカラーがどういうものかを説明してきました。
パーソナルカラー診断には、サロンでの専門スタッフさんによる有料診断と、パソコンでの無料自己診断の2つの方法があります。
誰でも最初は無料の自己診断を試すと思うのです。私もそうでしたし。
自己判断できない選択肢と遭遇する
やったことがある方ならわかると思うのですが
「Q.目の色は?黒/茶」
「Q.肌の色は?ピンク系/イエロー系」
「Q.似合うと思う口紅の色h
いや、それを知りたいねん(ブラウザ戻るボタン)
これが原因で私はパソコン診断やめました。
主観が入ってしまう
私は顔が黄色っぽい(と思っていた)→イエベかなーと思っていましたが、プロに診断してもらった結果はブルベでした。思い込みがあると正確ではなくなります。
プロの診断の流れ
サロンやプランによって違いはあると思いますが、私が受けたプランの流れはこんな感じです。
個人経営のサロンさんで
・1万円くらいの90分コース
・診断とカウンセリング、スウォッチ付き(手のひらサイズの本型の色見本のこと)
・診断後1ヶ月間のアフターフォローあり
聞き忘れてしまったことを確認したり、診断結果に納得がいかない場合に再度診断をしてもらえるサービスだそうです。
問診票を書く(約10分)
サロン独自のなんとかシートという、いわゆる問診票を書きました。
自分の好きな色、苦手な色を答えたり、なりたい印象を選んだり(女性らしい/落ち着いた/活発な/爽やかなetc)。
このシートはカラー診断が終わってからのカウンセリングで活用します。自分のパーソナルカラーをどんなふうに活用していくかを教えてくれました。
診断開始!(約20〜30分)
窓際に向かって椅子に座り、スタッフの方が様々な色の布を顔の下に当てていきます。
まずはブルーベースなのか、イエローベースなのかを診断していきます。
おもしろいことに、布を当てていくごとに素人でも「この色だと顔色変わるなぁ」「あ、この色だと超ブス」みたいなのが感覚でわかってきました。
スタッフさんにそれを伝えると「わかりますか!くすみが飛んだり、逆に目立ったり。この色だと顔の輪郭もシュッとするでしょ。」と。
「本当だ!!え!すごい!!こんなに違うの!」と驚くばかり。。
色によって黒目の輪郭がこんなにもはっきりするなんて!
ここでブルーベースであることがわかりました。イエベだと思っていたのに!
次はもっと細かく診断していきます。
ブルーベースの中でもサマータイプなのか、ウィンタータイプなのかを調べてもらいます。
先ほどのブルベorイエベの診断では顔色の変化に気づけましたが、こちらはちょっと難しめ・・・
「うーん、ちょっと判断がつきにくいですが・・・ウィンタータイプ寄りですね。」
私の診断結果はブルーベースウィンタータイプ(ブルベ冬)でした。
「黒木メイサさんや、柴咲コウさんなどもこの部類です。キリッとかっこいい系の方たちですね。」
「(キリッとかっこいい系と同じって、、、新たな発見すぎるんだが???)はい。」
休憩(約5分)
スタッフさんの次の準備の合間に休憩。スタッフさん手作りのパーソナルカラー別コーディネートブックを見せていただきました。雑誌の切り抜きでカラーの使い方が上手な写真をスクラップにしているものでした。手が込んでいらっしゃる。。
写真撮影OKとのことで、ありがたく各ページをスマホで撮影させていただきました。
今後の参考にしよう〜!
カウンセリング(約45分)←大事!!
わざわざ【大事!!】と強調しましたが、カウンセリングもセットのコースであれば本当にここからが大事です。なぜかというと、プロに自分のためのアドバイスをもらえる貴重な時間だからです。
あとで記事にまとめますが、診断に行く前から質問を準備しておくと診断結果を何倍も楽しむことができます(*^o^*)
診断されたパーソナルカラーの特徴のお勉強から始まり、お化粧品のカラーの提案や、手持ちのお化粧品を見てアドバイスをくれたり(この色はイエベだけどブルベの人もいけるよ!など)、洋服のコーディネート方法について教えてくださいました。
例えば、問診票で「自分がなりたいイメージ」を3つ答えたのですが、それに合わせて私のベストカラーを選んでくださったり、どんなアクセサリーが合うかを教えてくれたり。。
90分の中で一番濃度の濃い時間でした!
終わり。優しくて綺麗なスタッフさんが駅まで送ってくれた
スタッフさんの優しい人柄につい甘えてしまい、予定時間を20分ほどオーバーして終了。「いいんですよ〜^^今日は時間もありますので。」とにこやか。駅から徒歩できましたと伝えると「えー!最初から言ってくれたらよかったのに!!車で送りますよ!」と。そんな細やかなサービスあります!?と思いつつ、ありがたい〜泣
車の中ではサロンを開設することになった経緯やパーソナルカラーの診断スタッフになるための道筋など、私がお聞きしたことに丁寧に答えてくださいました。
や〜、、、またお会いできたらいいなーと思える素敵なスタッフさんでした・・・診断
してもらえた上に人柄がこんなにいいなんて、お金を払った以上の価値がある体験でした。
良かったこと
ヘアカラーが似合わない理由がわかった
茶髪がしっくり来ない理由がパーソナルカラーだったとは。
詳しくいうと、ブルベの人は赤みの入った茶髪だとOK、黒髪OK。黄色味の茶髪はあまり似合わないんだとか。
なんだかんだ、一番黒髪がしっくりくる理由がわかりました。
自信がついた
私は自分の肌色があまり好きではなく、色が白い人はいいな〜、透明感があって羨ましいな〜なんて思って生きてきました。
今回診断で実際にいろんな色の布を当ててもらって、こんなにも顔の印象が変わるのかと目から鱗が落ちまくりました。友だちの「自分に合う色が必ずある」という言葉のとおりです。
いろんな色にチャレンジしてみよう!と思えた
私のなりたいイメージ 女性らしい/爽やか/上品 から私のベストカラーを3つ教えてくださいました。そのほかにも、苦手だと思っていた色(赤やピンク)は差し色に使うといいよ!など豊富なアドバイスが。いくらパーソナルカラーを診断したからといえ、使えない色はないんだよというメッセージが込められていました。
この言葉は今でも心に焼きついています!
悪かったこと(特にはないが)
私としては今回の診断に悪かったこと・デメリットを何一つ感じなかったので特にお伝えすることはないのですが、スタッフさんがおっしゃっていた、ほかのお客さんでの出来事をお伝えします。
色選びに疲れてしまう人がいるらしい
パーソナルカラーに敏感になって疲れてしまう人がいるようです。
気持ちはすごくわかる。いつでも自分の最上級でいたいですよね。
しかし、完璧にカラーを選び抜くのはなかなか至難の技です。
なんなら私が診断されたブルベカラー、なかなかパキッとした色味が多く(こんな感じ●●●)無印とかユニクロのサイト見てもそんな色味の服売ってないですもん。笑
参考程度にでいいのです。縛られる必要はないですよ。
あくまでも主役はあなた本人なのですから。
診断後にパーソナルカラー以外の物を捨てる人がいるらしい
「たまに、診断後お客様に『ほかの色味の服は全部捨てました!!」とおっしゃる方がいて、ちょ、待って!ってなるんです。」と、スタッフさん。
買ったもの=色味や形トータルで好きなもの なのだから、無理に捨てることはないのです。最後まで大事に着ていいのです。
診断結果にピンとこない人もいる
お客さんの中にはあまりピンとこない方もいるようです。ネットで「パーソナルカラー 誤診」という検索キーワードがあってこの世界にも誤診!誤診あるんや!!と。。
そういう方のためにアフターケア付きのプランもあるので、プラン内容はしっかりサロンに確認をするのがよいと思います。
まとめ「プロにお願いしてよかった」
パーソナルカラーというものをバフっと知って5年くらいになりますが、重い腰を上げて、ボーナスを頼りに、プロにお願いして心からよかったと思います。
思い込みを正すことができるのはプロの方だけです。
今回、お願いしたサロンの対応もすごくよかったのも要因の1つです。
私の場合は近くにあるサロンが限られていましたが、都心にお住まいの方はぜひ、口コミや信頼できる方からの評判を頼りにサロン選びをするのがよいと思います。
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