こんにちは。さそり(@ra_nopnzel) です。
私がTwitterで交流させてもらっているミニマリストさんはおおむね一人暮らしの方が多いと感じています。
私は今、実家暮らしミニマリストを名乗っています。
実家暮らしだけどミニマリストを目指したい!という方のために、私が体験した出来事やそれに対しての対応策について書こうと思います。
1人暮らしミニマリストさんにもぜひ読んで、意見を持っていただきたいです^^
- 結論:実家暮らしでもミニマリストにはなれる
- ミニマリストになるために始めたこと
- 失敗談①家族のモノまで捨ててしまった
- 失敗談②親が買ってくれたもの
- ミニマリズムはまだまだ普及しきっていない概念
- 実家暮らしは「家族との折り合い」がカギとなる
- あなたのサイズでミニマリズムを目指せばいい
結論:実家暮らしでもミニマリストにはなれる
なれます。おめでとうございます。
それは、新世界の幕開けです。
それは、まだ見ぬ世界への挑戦です。
それは、あなたの人生を変える第一歩です。(こんにちは宗教臭さ)
身軽な世界へようこそ!\(^o^)/
ミニマリストになるために始めたこと
鉄板ですが、持ち物の断捨離から始めました。
一度の断捨離で出たモノの総量は45Lごみ袋×8個分。
これには自分でもひきました。
いざとなったらキャリーバッグ1つで旅に出られるような身軽な生活に夢をはせて、、、
失敗談①家族のモノまで捨ててしまった
妹ごめん
私にはいつも気になっていたものがありました。
リビングの戸棚のすみにずーーっと置いたままの、妹が幼稚園児の時に作ったまあるい泥だんご。15~20年モノです。
この泥だんごについて家族で話題になったことはしばらくないし、家族含め妹自身も存在を忘れているのではないかと思っていました。しかも泥だんごだし。←
「さすがにこれは捨てていいんじゃないか」と思いごみ袋へポイ。
その日のうちにごみ収集車で運ばれて行きました。
戸棚のすみの存在感のなさにすぐに気づいたのは、母でした。「あの子がずっと大切にとっておいた泥だんごがない。誰か知らない?」
妹にとってその泥だんごは宝物だったようです。
私は小さな声で「ごめん、捨てちゃった・・・」と言うと、ガッツリ怒られました。「人のモノまで捨てちゃダメ!!!」と。
今考えると、母の言っていることは当たり前すぎて自分の行動が悔やまれます。
その日のうちに妹にラインし、謝罪しました。
「別にいいお」
いいんかーーーい/(^o^)\
ただ、「年代モノ」だったとのことで作った時の楽しかった記憶は鮮明に残っているのでしょう。。あと、私に少し気を遣ってくれた結果の返事だったのだと思います。
自分の価値観だけでモノを処分することほど恐ろしく、身勝手なことはないのだと学びました。
そして、母が泥だんごのエピソードをずっと覚えていたことに対しても「母は母だなぁ」と頭の上がらない思いでいっぱいになりました。
そんな母も最近やらかした
ですが最近、そんな母もやらかしました。笑
父が大事に育てていた植物を「葉っぱが邪魔じゃ」と勝手に切って捨ててしまい、父にガッツリ怒られたそうです。笑 ハーブが大好きな父が大切に育てたローリエ。葉がいっぱいになったら、切って乾燥させてお料理に使っていたのですが、恐らく「葉っぱを邪魔扱いされた」のが悲しかったんだと思います。
失敗談②親が買ってくれたもの
小さいころに買ってもらったリュックがあります。捨ててもいいかどうか母親に相談したところ「私が働いたお金で買ったものなのに・・・」としょんぼりしていました。
私は「いや、私が買ってもらったものだから所有権は私にあるし、捨てるかどうかの決定権も私にあるのでは・・・」と心の中で反論しました。(小心者)
これは私の心の中の反論が正しいとは言い切れません。
恐らく親世代と子世代で意見の対立が起きると思います。
もしかしたら、若い世代のお父さんお母さんはまた違う感想を持つかもしれません。
ただ、ここでの母親とのやりとりには
親には親の「買ってあげたときの思い出」「お金を出して買ってあげたという思い」
子には子の「将来の足かせとなるものをできるだけ排除したい気持ち」「自立心」
の対立がありました。
私が母になったときにやっと、あの時の母親の気持ちがわかるのかもしれません。
親と同居することの難しさをかみしめた瞬間でした。
ミニマリズムはまだまだ普及しきっていない概念
ミニマリズムはここ数年で普及した概念です。
SNSに強い若い世代から発信され、少しずつ中年世代に広まろうとしているところだと思います。
※もちろん、ミニマリズムという言葉が普及する前から、モノは少ないほうがいいことを知っている方はどの世代にもおります。
なので、家族から受け入れられなくて当たり前だし、ミニマリスト以外の生き方を否定できるわけでもありません。
特に高齢者の受け入れは難しいのではないでしょうか。
戦争を経験した世代の方のおうちは、必ずといっていいほど「モノ」で溢れています。命がけで「モノ」がない時代を生きた方たちなので当然です。
私の祖母はいつも「ご飯くったか」と聞いてきます。「食べてないよ」というと「食べないと疲れるんだから、早くけ(食え)」と心配されます。
今、1日1食~2食の生活をする人が増えていますが、この生活を高齢の方に説明したら「あんやま!たまげだじゃ(うそー!まじありえない)」と驚くはずです。(地元の方言です)
昨今話題となっている籍を入れないスマートな婚約の形である「事実婚」も「なぜ家に入ってくれないの?」とびっくりすると思います。中には悲しむ方も出てくるかと思います。
「ミニマリズム」は新しい概念なので、家族に受け入れられなくても仕方ないのです。
実家暮らしは「家族との折り合い」がカギとなる
血のつながった家族とはいえ、それぞれが「個」を持ち、そのフィルターを通して人生を経験しているので価値観が違って当たり前なのです。生きた時代が違えばなおさら、価値観は大きく異なります。
新たな生活の概念である「ミニマリズム」は、家族との折り合いをつけながら取り入れていくことが必要となります。
それが難しければ、一人暮らしを考えた方がいいです。
私は価値観が違えど家族と実家が好きで、今の会社にいる限りは実家を離れる理由がないので、家族と折り合いをつけながら自分の生き方を貫いています。
あなたのサイズでミニマリズムを目指せばいい
もちろん、私がミニマリズムを取り入れてから家族の反応がいい場面もあります。旅行の荷物が少ないのを見て母親は「すごーい!!」と言ってくれます。笑 一緒に湯シャンを試してみたり、母親とはミニマルな美容系の話は尽きませんね。(父親は微動だにしない。笑)
そういう時に、実家暮らしも悪くないなって思えるのです。
地方暮らし×ミニマリスト
〇〇〇×ミニマリスト
〇〇〇の部分は、あなたが考えて当てはめてOKです。
ミニマリストしぶさんも言っていましたが、ミニマリストとは単に「持ち物が少ない人」ではなく「モノが少ないほうがいいことを知っている人」のことです。
私たちの置かれている環境でどうしたら生活が身軽になるか。
それを生活の中で考えて実践していくのが、本当の意味でのミニマリストなのだと思います。
だから、実家暮らしのみなさんもぜひ、ミニマリストを目指してみませんか?(^O^)
おーわーり